ルナ日和 ☆ 里山だより

「車窓展望の山旅」ツアーで‘しらびそ高原’へ１泊２日のミニバスツアーに参加しました。個人ではなかなか、 団体では絶対に行けない高原です。中央アルプスと南アルプスの山々の眺望が素晴らしかったです。針葉樹のいい匂いに包まれ細胞がリフレッシュした気分です。

１日目は曇りで山はほとんど見えなかったけれど３０万年前の隕石クレーターの縁を歩き、新緑の岳樺や朴の花のつぼみを見たり高原歩きを楽しみました。泊ったのは‘ハイランドしらびそ’外観はドイツ風、内部は和風の公共のホテルでした。食事は・・・。不味くはかったけどフツー。特徴的なものが欲しいなぁ。
２日目は早朝ホテルの遊歩道で鹿のフンを発見！快晴の中央アルプスや南アルプスの山々を眺めました。それからミニミニバスに乗り換えて日本のチロルといわれる下栗の里（斜度３０度の傾斜地に家が点在する）をくだり木曾の山なみの見える富士見台高原へも行きました。

車窓展望の名の通り楽して良いとこ取りの旅でした。今日はまだ洗いたての気分です！

ルナとポップはいい子でお留守番でした。

ホテルの遊歩道にあったほやほやです！
日本中どこへ行っても鹿害が言われています。ここの樹林でも幹の皮を剥がされた木が点在しているし枯れているのもいっぱい。草原も草は食べつくされて笹ばかりになっています。一見すると穏やかな笹原ですが草を食べつくしちゃったので花も咲かないのです。味気ないですよね。鹿は笹を食べないんですって。
生態系が狂ってきているのです。頭数制限が可哀想とばかりは言えないのが哀しいですよね。ちらりと見えた鹿はとても可愛かったです。

御池山ーミイケヤマーは標高１９０５メートルの御料局三角点のある山です。２０～３０万年前の隕石クレーターの縁ですって。（木が茂っている側がクレーターです。外側は一面の笹原）

３０万年前ってまだ大陸とつながっていてナウマン象がいた時代らしい。もちろん風化して樹林に覆われているから「ああそうなんだぁ」と思うのが精一杯ですがクレーターの底は５００メートルくらいもえぐれていて「ふーっむっ！」（でもこのくらいの谷もけっこうあるなぁ）